パンフや名刺を作り替えたいんだけど、前に作ったのが残っているから、それが無くなるまで作れないというアナタへ。印刷物は必要最低限の枚数で手配するのがおススメな理由を教えます。

WEBがメインのボクにも印刷のオーダーをしてくださる

ボクのお仕事なんですが、以前は印刷とWEBのデザインや制作という二本柱でやってたんですけど、最近では圧倒的にWEBの比重が増してまして、その中でも自分でどんどんWEBサイトを編集更新できるプログラムであるWordPress導入関係のお仕事がめっちゃ多いです。
というか、そういう方向性に思い切って自分で舵を切ったからなんですけどね。

ただ、そんななかでもボクに印刷の仕事を頼んでくださる方も、そこそこいらっしゃいまして、そんな時にはちゃんと対応させていただきますよ。
だってボクのデザインのテイストが好きだなんて、言ってもらえたら嬉しいじゃないですか♪

だたし凝ったデザインであるとか、イラストとかになってくると、ボクはからっきしダメというかめっちゃ苦手なので、そういうお仕事の場合は、最近一緒に仕事をさせてもらう機会の多い、つむゴのデザイン&イラスト工房の津村さんに、お願いすることにしています。

つむ5 つむゴのデザイン&イラスト工房

だってダントツにボクより良いデザインをしますから、絶対にクライアントさんのためにもなるというものです。
人は好きで得意な分野でめっちゃ頑張るのが一番ですからね。

まあそんなこんなはさておき、今でも名刺やパンフレット、チラシなどの印刷物について、印刷部数はどのくらいにしたらいいの?という質問をいただくことが多いです。

新聞折り込みチラシや、イベントで使うパンフレットなんかだと、ある程度必要部数が決まっているので、そんなに悩むことはありませんね。

名刺をはじめとして、これだけ必要という数が明確でない場合は、やはり悩んでしまうもの。

そしてなぜ悩むかというと、印刷物のコスト構造の特性で、たくさん刷れば刷るほど、単価、すなわち費用総額を枚数で割った一枚当たりの金額が安くなるからです。

でも、ボクはいつも「とりあえずの間、間に合いそうな枚数で、なるべく少な目に印刷したほうが良いですよ」とお答えすることにしています。

じゃ、なぜそうなのかを、以前書いた記事にそこそこ手を入れてリライトして、お伝えすることにしますね。

パンフレット等を作り替えたいんだけど、前に作ったのが残っているから、それが無くなるまで作れないというアナタへ

お店のパンフレットやチラシなどを作った後、月日が経過するにつれてだんだん、書いてある情報が古くなってきたり、内容を改める必要が出てくることってありますよね。

でも、そのパンフレットやチラシを余分に大目に作ってしまっていて、まだずいぶんと残っているから、新しいのを作れないというお話を聞くことがあります。

そのお気持ち、よくわかります。せっかくお金をかけて作ったのに、それを捨てちゃうなんて、なんだか後ろめたい気がしますし、なによりもったいない感じがしますね。

ただ、パンフレットやチラシなど、印刷物の制作費用の中身を知ると、また違った判断ができるかもしれませんよ。

制作した自社パンフレットをお蔵入りにさせました

ある勉強会で、自分の販促物なども持ちよって、意見を交わすワークがありました。

ボクの場合、ホームページは当然あるけれど、ペーパーのパンフレットは、作らないといけないなあとは思いつつ、制作を先送りしてきたんです。

これは良い機会だと思って、一日集中して自社の案内パンフレットを制作しました。

突貫工事で作ったので、後になって一部気になるところが無いではないですが、大筋80点ほどの出来栄えにそこそこ満足。

しかし、販促物についてのワークにて、アドバイザー役の販促のプロフェッショナルの方々から、数々の貴重なアドバイスをいただいたんですね。

アドバイザーの皆さんは、販促企画PRのカリマスなプロの方、美容室経営に特化したマーケティングコンサルタントの方など、みなさんそうそうたる経歴と実績の持ち主で、いただくアドバイスもいちいち納得できるものばかり。

大筋80点のつもりで作ったパンフレットですが、結果的に赤点判定されました(笑)

ボクも印刷とホームページを主なツールとして、会社さんやお店さんの商売繁盛をバックアップすることを稼業としているプロの端くれです。

そんなボク自身が納得できないパンフレットを、世に出すわけにはいかないので、残念ながら今回のパンフレットは、「お蔵入り」させることにしました。

↓お蔵入りしたパンフレット。こんなこともあろうかと思って、100部のみ制作しました。結果的に正しい判断でした(笑)

お蔵入りパンフ

 

でもね、全くの無駄だったのかというと、全然そんなことは無いんです。不完全でも一度カタチにしたからこそ、核心をついたアドバイスをもらうことができたわけだし、すべてが経験という財産となりますから。

具体的にどんな課題があったかというのは、また日を改めて書かせていただきますね。

印刷物の費用の構造を見てみよう

印刷そのものに要する原価

まず最初に印刷の仕様と条件について確認してみます。

  • 部数:100部
  • 展開サイズ:A4横
  • 印刷:両面フルカラー、オフセット印刷
  • 紙質:コート紙135kg
  • 折り:巻き三つ折り
  • 納期:4日

マニアックな内容なので、なんとなく見てもらえるだけで大丈夫ですよ。

そして費用ですが、印刷工場の原価は、だいだいこんな感じ。

印刷原価:4,000円(ざっくりです。消費税などはここでは無視します)

 

今回の費用構造

先に書いておくと、今回はボクが自分のために制作したものなので、下記にある管理費であるとか、デザイン費とかは、もちろんゼロ円です。

でもそれでは、なんの参考にもならないので、仮に、お客さんから注文いただいたとして、ざっくりとしたシミュレーションをしてみました。

印刷費用構造

 

というように、費用を内訳に分解してみました。

パンフレットをゼロから制作した場合には、例としてこのように合計金額55,200円の費用が掛かります。

ただ、それに占める割合の多くというか9割方は、制作費が占めています。
純粋に印刷そのものに要する費用は1割ほどなんですね。

※あくまで例なので、金額や割合はケースバイケースで変わります。

すでにある印刷物を修正して作る際の考え方

まず完全にゼロから作り直す場合

これは当然ですが、ゼロから作るんだから、ゼロから作る金額です。
今回の例でいうと、55,200円ですね。

一部のブロックを作り変える場合

ちょっと抽象的な表現になってしまいますが、今回の巻き三つ折りパンフレットだと、6ブロックに分かれていまして、その1ブロックを新たに作り替えるとします。

1ブロック作り替えるだけなら、ゼロから作ることを考えれば、制作のボリュームや難易度は、ぜんぜん少なくてすむので、あくまで例ですが、15,000円でできるとしましょうか。

すると、総額でいうと、20,200円ですね。ずいぶんとリーズナブルに感じませんか?

値段とか営業時間とか、ほんの少し修正する場合

制作する側としては、なんの苦労もありません。すこし手間に感じることはあるかもしれませんが(笑)

プロなのでゼロ円というわけにもいきませんので、仮に5,000円としておきましょうか。

すると総額は、10,200円ですね。安いですね。

念のために書いておくと、実際には作業量や下準備のあれこれ、難易度などなどによって、費用は変動します。

また、あくまで当社の例なので、他の制作会社さんがどんな対応をされるかは、当然わかりませんので、ご了承くださいね。

あれこれ修正するより作り直した方が良い場合もある

なんとなく、チラシ、パンフレットなどの印刷物の値段の考え方が分かってもらえましたでしょうか。
小さな修正ならば、大した費用もかからないはずです。

なので、以前のパンフレットが残っているから、それが無くなるまで、新しいのを作れないとか、
値段や営業時間が変更になったけど、印刷し直すのはお金がかかるので、修正シールを貼ってしのぐなんてことをせずとも、作り直し方が簡単だし、見栄えも良いなんてこともあるという事ですね。

このへんの事をざっくりとで良いですから分かっておくと、印刷を頼むときにスムーズに話ができると思いますし、高いお金を払うことも無いことがあるかもしれませんね。

 

WEB master Profile

金川豊
金川豊
(かながわ ゆたか)
WEBマーケティングコンサルタント。
有限会社紫電改 代表
中小企業・商店さんが自分自身で積極的に情報発信し、お客様との関係性を深めて商売繁盛につなげていくことを支援します。
それらを実現させるためにWordPressを活用して、自分で編集更新できるホームページおよびブログサイトの制作および自主制作のための講座を開催。

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