不正アクセスに対抗せよ。バックアップを用意しないのは無保険車を運転するのと同じ

サーバーでの自動バックアップ

WEBディレクターの金川です。
今日も引き続き不正アクセス対策についての話しです。

よくもまあ、不正アクセス対策について書くことがあるものだとわれながら呆れてしまうほどですが、書くこと書かねばなぬことがまだまだあるのです。

まあこれだけ書いておけば、この先不正アクセス対策について問い合わせがあったりした時には、これこれのブログ記事を読んでおいてねと言えばいいので、長いスパンで見れば決して無駄ではないですしね。

では本題に入りましょうか。
WordPressを構成するデータのバックアップについては、昨日触れたとおり大きく分けて二つの方法があります。

  1. 自分自身でデータのバックアップを定期的にとる。
  2. WordPressを設置しているサーバー側で自動でバックアップを取る仕組みを用意する。

本来なら(1)の自力で定期的にバックアップをとることが理想的です。
費用はかかりませんし、復旧の際も一番ラクですね。

ただ人って普段必要が無いものについては、すぐ忘れてしまうものでしょう。
手動でバックアップを例えば毎月月末にとるといっても、なかなか続けられるものじゃありません。

プラグイン等を使って自動化する方法もありますが、ボクのようなそこそこ詳しい人ならいざしらず、普通の人にとってはハードルが高い、というよりは現実的ではない気がします。

なのでボクが推したいのは「サーバー側でのバックアップ体制」を用意することです。
この方法だと普段は何も考えずに放っておけば良いです。

不正アクセスは以前記事にも書いたように、交通事故と同じでいつ起こるか分からないものだから。
今日起こるかもしれないし、一生そんな目に会わないかもしれない。

だからこその「サーバー側でのバックアップ体制」の利用なんです。

ボクが推すのはエックスサーバー

ボクが一押ししているサーバーがエックスサーバーです。
高機能なサーバーはいくらでもあるんですが、機能と価格のバランスが一番取れているとボクが評価しているのが、エックスサーバーです。

それなりの規模の会社でそれなりの費用負担ができるところなら、もっと高機能高価格のサーバーを選べば良いと思います。

逆に小規模ビジネスのオーナーで、必要なコストを負担する気はあるけれど、できることなら負担が少ないのに越したことは無いということなら、あれこれ言わずにエックスサーバーを選んでおけば間違いないです。

レンタルサーバー 高速・高機能・高安定性の【エックスサーバー】

エックスサーバーの自動バックアップ

さてこのエックスサーバーが標準で用意している自動バックアップサービスについて、ざっくりと解説しますね。

特長をあげるとこんな感じ。

  • サーバー上のデータを毎日自動でバックアップ。
  • 全データを過去7日分バックアップ。
  • データベースは過去14日分バックアップ。
  • 標準でついている機能であり無料。

ちょっとわかりにくい表現もあるけれど、誤解を恐れずに言えば、写真とかは7日前まで遡って保存、写真を除くブログ記事データは14日前まで遡って保存してくれているということ。

逆に言うと、不正アクセスによる改ざんに気づかないでいて、7日あるいは14日経過すると、バックアップデータで元に戻す事はできないということにもなります。

まあそれくらいは気付いてよとは思いますが。

意外にクオリティの高いロリポップ

次に紹介するのはエックスサーバーにならんで?比較的安価で機能が充実しているとされるロリポップです。

人によっては、スピードが遅いとか、サポートが「うむむ」であるとかの話しが伝わってきますが、ボク自身で体感する分にはあまりそんなことは感じませんでした。

また最近のこと、不正アクセスによる改ざん被害の復旧を担当するにあたって、ロリポップのカスタマーセンターと何度もやりとりする機会があったんですが、予想に反して非常にナイスな対応をしてくれました。

この件についてはまた別の機会にレポートしようと思います。
まずはロリポップはなかなか良いということですね。
ただスピードについては評価する根拠を持たないのでコメントしないでおきます。

ロリポップ!レンタルサーバー | 利用実績170万人突破!無料SSLあり

ロリポップの自動バックアップ

そしてこのロリポップの自動バックアップサービスについてです。

こちらも特長をざっくりと。

  • 有料サービスで、300円/月(税別)
  • 7世代まで自動バックアップ
  • バックアップ間隔設定可能。
  • 1日、3日、7日、15日、30日、手動のいずれか選択。

という感じですね。

バックアップ間隔を毎日に設定すればエックスサーバーと同じ条件になります。
30日を選択した場合は、30日x7世代なので、理論上7ヶ月前まで遡ることができます。
この点だけにフォーカスするとバックアップについては、エックスサーバーより有利だとボクは考えます。

サービスが有料オプションとなる点ですが、そもそもの基本料が安価なので、バックアップサービスを利用してもエックスサーバーよりも安価というリーズナブルさ。

今までは圧倒的にエックスサーバーを推してきたボクですが、このあたりを考えるとほんのちょっとだけロリポップに揺れてしまうのは仕方ないですね。
後は問題のスピードですね。

バックアップしないのは無保険車を運転するのと同じ

というわけで、サーバー側でのデータ自動バックアップについて、エックスサーバーとロリポップの二つのサーバでのサービスを紹介しました。

繰り返しますが、不正アクセスによるWEBサイトの改ざんは、他人事ではなく間違いなく自分事です。
一生遭遇しないかもしれないけれど、今晩被害にあうかもしれない。

そしてここのところ連続して不正アクセスによる改ざん被害の復旧にあたったボクからすれば、ちょっと極端な意見に聞こえるかもしれないけれど、なんらかな有効なバックアップを用意していないのは、危機管理ができてなさ過ぎと言いたい。

自力バックアップでもサーバー側バックアップでもどちらでも良いんですが、バックアップさえしていれば仮に不正アクセスによる改ざんや破壊が行われても、時間はかかろうとも必ず復旧できる。

でもバックアップデータがなければ、いくら時間とお金をかけても二度と元には戻らない。
いわば無保険に自動車を運転しているのと同じです。
あまりに危機感が無いと言わざるとえませんね。

というわけでぜひともバックアップを。そして今回はサーバーでの自動バックアップを。

WEB master Profile

金川豊
金川豊
(かながわ ゆたか)
WEBディレクター。
有限会社紫電改 代表
中小企業・商店さんが自分自身で積極的に情報発信し、お客様との関係性を深めて商売繁盛につなげていくことを支援します。
それらを実現させるためにWordPressを活用して、自分で編集更新できるホームページおよびブログサイトの制作および自主制作のための講座を開催。
趣味は折りたたみ自転車であちこち行くこと、MTBで里山をサイクリングすること。楽しいですよ。