「で、いくらにしてくれるのん?」「勉強してや」を断るボクの大好きな自転車屋さんたち

ビジネス全般

滋賀県彦根の「侍サイクル」さんの名刺を制作

ボクのマーケティングの勉強仲間で、滋賀県彦根市で「侍サイクル」いうスポーツ自転車専門店をご夫婦でがんばって運営してる目方雅絵さんという方がおられるんですよ。
そしてありがたいことに、目方さんご夫婦とメカニックの石田さんの名刺を、ボクの完全オリジナルデザインで、先日制作させていただきました。
↓これがその名刺です。扉の重ね順を変えることで、ご夫婦共用できるようにしてあります。
160525
デザイン力が大したことなく、写真とレイアウト力で乗り切るボクのスタイルが炸裂した例といえるでしょう(笑)
でもね、侍サイクルのみなさん、めっちゃ気に入って下さってまして、制作したボクとしても「ほっ」と肩の荷が降りた気がいたしますよ。

侍サイクルさんの少々辛口なブログ記事

さて、少々以前のことになるんですが、こちらの侍サイクルさんが書かれたブログで少々心に刺さる記事がありましたので、紹介させていただきますね。
侍サイクル
交渉されてもお値引きはしません! 声の大きい人が良い目を見るのはキライだから | 滋賀・彦根 自転車の楽しみと仲間がみつかる 趣味人専門自転車店「侍サイクル」
この「侍サイクル」さん、あまりストイックな競技志向では無く、自転車っていろんな楽しみ方ができる自由な乗り物なんだよというスタンスと、折りたたみ自転車や、車輪の小さい小径自転車にも力を入れられてる様子も伝わって、なんだか好きなんですよ。
侍サイクルさんはお店のブログでいつも率直というか、あまり他の自転車店では書かないような、けっこう辛口な記事をときたま書かれることもあって、いつも読むのを楽しみにしてるんです。

交渉されても値引きはしない

そして今回のブログもなかなかに辛口でとっても興味深かったですね。
要点だけかいつまんでみると、

  • 定価販売が原則。
  • 値引き交渉はキライ。
  • 交渉した人だけが安くなるのはおかしい。
  • 価格以外のサービスをがんばって提供したい。
  • 値引きできる場合は交渉されなくても値引きする。
  • 贔屓してくれる人には贔屓する。

という感じで、なるほどいちいち納得できることばかり。
ボクたちがモノを買う時って、生活必需品や消耗品でないかぎり(いや最近ではそれらも含めてかもしれない)、その商品そのものだけではなくて、それらを取り巻く体験とか、情報とか、世界観とか、そういうものを一緒に買ってるなと思うんです。
自転車だったら、買ったあとのアフターフォローや、自転車でどんな楽しみ方があるよとかの情報や、自転車を楽しむ人たちの仲間入りをしたりとかね。
ただ自転車を買うだけなら、インターネットで一番安いところを探して買えばいいだけのことなので。
まあ安いに越したことは無いと思うのは人情だとは思いますけど(笑)
あと、心ない外野の人たちから、「何様?」と陰口を叩かれることは容易に想像できますね(苦笑)

ボクが好きなビチ・テルミニさんも定価販売

ボクがお世話になっていたり、好きだったりする自転車屋さんは、なぜかみんな定価販売が原則のお店ばかりです。
といっても、定価販売では無いお店がダメとか言ってるわけではありませんので、そのへんはご理解くださいね。
そして大阪・上本町で、折りたたみ自転車や小径自転車に力を入れてはる「ビチ・テルミニ」さんも、通常は原則定価販売をなさってますね。
150822-11
Bici Termini ビチ・テルミニ-大阪 上町にて折りたたみ・小径自転車を中心とした店を開いております。
でもボクはこのお店が好きですし、これからもお世話になることだろうと思います。たぶん(笑)
やはりそれは、モノとしての自転車そのものだけではない何かに価値を感じるからです。
それに「値引きできる場合は交渉されなくても値引きする」を確実に実行されていることを知っていますしね。
何を隠そう、我が家の娘ちゃんたちの自転車2台は、とある事情で普通じゃ考えられないスペシャルプライスで買わせていただいたんですよ。ありがとうビチ・テルミニさん♪
150924-01
↑家族5人でサイクリングに行った時のワンシーン。
後ろに引っ掛けてある2台がその娘ちゃんたちの自転車です。
カッコイイ!そしてかわいい。
クルマが少々年季が入ってるのは気にしない(笑)

「定価以上の代金をいただきたいくらいです」

最後にとても印象的なお話しをしてくださった自転車屋さんを紹介したいと思います。
それは兵庫県西宮市で、やはり折りたたみ自転車を主力にがんばってられる自転車店「MOVE bicycles(ムーブ バイシクルズ)」さん。
move
西宮のミニベロ・折りたたみ自転車専門店MOVE bicycles
こちらの店長さんに以前こんな質問をしたことがあるんですよ。

ボク:
定価販売されているには、きっといろんなお考えがあることだと思うんですが、よかったら聞かせていただけませんか?
店長さん:
誤解を恐れずに言うと、本当なら定価以上の代金をいただきたいくらいなんですよ。
なぜなら、ご注文いただいた自転車は、納車の前にさまざまな点検・整備を行って、必要なら分解整備まで行います。
またブレーキや変速機を動かすケーブル類は、元から付いている耐久性の劣るスチールのケーブルから、錆びることの無いステンレスのケーブルに全部交換しています。
これらの手間や時間、パーツ代などを考えると、普通に考えると定価では収まらないんですね。
でも定価以上のお値段で販売するわけにはいかないので、最低ラインとして定価販売でお願いしているんですよ。

なるほど、またまた納得のお話しだと思いました。
余談かもしれませんが、ボクはこんな自転車屋さんばかりでないことを知っています。というよりこんな風にされてる自転車屋さんは少数派であると思ってます。
メーカーから半完成状態でダンボールに入れられて送られてきた自転車を、ちょちょいと組み立てて、ある意味適当な点検整備をすませて、数売ってナンボみたいなところもあると聞いています。
そんなところと、そうでなくしっかりされてるところは、残念なことにパっと見では分からないんですよね。
そしてこういうことって、聞いてみないと分からない、聞いて初めて納得できるということが多々あるので、常日頃から発信して行くことが大切だなと思った次第です。
というわけで今日はここまで。ではでは。

コメント