Wordで作ったデータを入稿に適したPDFデータに変換する
ほとんどの人が自分のパソコンに入れていると思うマイクロソフトWordを使って、自分の手でチラシを作る企画の13回目です。
これまでのシリーズの中で、Wordによるチラシのデザインが完成し、そしてオフセット印刷の依頼先も「グラフィック」に決めました。
今回は、オフセット印刷を「グラフィック」に依頼するにあたり、Wordで作った原稿データを「グラフィック」に入稿するに適したデータに加工する方法を紹介したいと思います。
具体的には、WordデータをPDFデータに変換します。
チラシ原稿.docx → チラシ原稿.pdf
ですね。
なんとなく難しそうなマニアックそうな感じがすると思うんですが、流れに沿って一度やってみると意外に簡単ですよ。
「Wordワードでチラシを作る」記事一覧
入稿データ変換にはいろんな方法がある
ちょっと情報としてお知らせしておくと、Wordデータを印刷用入稿データに変換する方法は、いろんな方法や考え方があるんです。
ボクも今回、Web上でたくさん調べてみたんですが、千差万別というか情報源によって書いてあることが違って正直戸惑いました(笑)
またさらにややこしくさせるのが、パソコンにはWindowsとMacがあるということです。
Windowsオンリーだと割りきると、問題は割りと単純化されるんですが、ボクの周りではMacを使ってる人の割合が五割?に迫る勢いでして、Macを無視するのもいかがなものかと思いまして。
ですので、今回紹介する方法は次のポイントを考慮して、ボクなりに試行錯誤した結果であることをご理解くださいね。
- Wordのバージョンは2011以上。
- 印刷の入稿先は「グラフィック」
- 標準意外のフォントを追加している。
- WindowsでもMacでも対応できる。
- ちょっと間違いがあっても気にしない(笑)
最後のポイントは半分冗談ですが、半分は本当です。
正直言うと、それぞれでパソコンの環境や仕様がきっと違うので、つまづくこともあるんじゃないかと予想しています。
そこは皆さんもトライアンドエラーしつつ工夫して乗り切ってくださいませ。
WordデータをPDFデータに変換する手順
では早速始めますよ。
↓まずはチラシのデータをWordで開きます。
↓改めて「名前を付けて保存」します。
ファイルを名を付けて、ファイルの形式を「PDF」に指定します。
そしてまだ保存せずに、「オプション」をクリック。
↓「オプション」ウインドウが開きます。
一番下のほうの[PDFのオプション」が上の通りにチェックされてることを確認してください。
確認できたら「OK」をクリック。
↓「ツール」をクリックして「図の圧縮」を選択します。
↓「解像度」の選択で「印刷用(220ppi)」を選択し、「OK」をクリック。
↓最後に「名前を付けて保存」ウインドウの「保存」をクリック。
これで完了です。
このPDFデータに変換する方法を覚えるって相当無理がある気がしますが、このガイドを見ながらだと難なくできると思いますよ。
PDFデータをアドビリーダーで確認する
最後にPDFデータをきちんと見ることができるか、アドビリーダーで確認しましょう。
↓アドビリーダで表示します。
ばっちり変換できました。お疲れ様でした。
今回はここまでです。
次回はこのPDFデータを「グラフィック」に入稿する方法を紹介します。
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