作られた「ウソくさい」商品写真で良さが伝わるわけがない!その写真の中に自分を投影できると共感度がアップ

ビジネス全般

素人なりの写真撮影の失敗談と成功談です

昨日・一昨日と写真に関連する記事が続いていますが、なんと今日も写真関連です(笑)
こうやって考えてみると、ボクはぜんぜんプロのカメラマンでもマニアでは無いんですが、必要に迫られていろいろ調べて、独学の我流ではあるけれど知らぬ間にいろんなノウハウやスキルを身につけてきたんだなあとしみじみ感じるわけです。
まあしみじみするほどもモノでは無いんですが(笑)
ボクの友人知人にはプロカメラマンをなさっている方が数名おられまして、こうやって撮影関係のブログ記事を書いているのを見て、きっと苦笑いしているか、はまたまハラハラしてくれてるかもしれませんねー。
でもね、それで良いんです。何もすごい作品を撮る必要なんで無いんです。
自分の提供している商品やサービスの良さがちゃんとお客さんに伝わればそれでOK。
というわけで今日は、商品写真を撮影するにあたって、こんなことにフォーカスしてみてはどうだろう?というお話です。
先に言っておくと、写真撮影の技術的なことではありません。
また、ホワイトバランスとか、露出とかは分かりますが、絞りとかシャッタースピードとかは、あんまり詳しくはありません。
なので、書く事は、こんなことしたら失敗した、こんな風にしたら上手くいった、などという経験談ですので、そのあたりはよろしくお願いします。

商品写真撮影を始めた経緯

なんどかこのブログにも書いてるんですが、ボクは過去にインターネット通販を行うネットショップを運営していたことがあります。
小規模かつ資本力も無く、手探りで始めたネットショップだったので、すべてを自分でするのが当然という感じでした。
そして、実店舗で商品を見てもらうことができるリアル店舗と違い、ネットショップはやはり商品写真がイノチなんですね。
商品写真の出来不出来が、直接的に売上に影響することを身をもって感じました。
なので、関連書籍を買い集めて読んだり、ネット上の情報を集めたりして、なんとか訴求力のある写真を撮ろうとがんばってたんです。

最初のころはダメダメだった

百聞は一見にしかず。まずは初期のころの商品写真を見てもらいましょう。
ピアノ前
木のおもちゃなので、雰囲気を出すつもりで、木の板を背景にして撮影。
後で気付くんですが、背景と商品の木の色が被って見えにくいですね。
女の子が実際に遊んでいるシーンではありますが、決定的にリアリティが無い。
我が子や孫が遊んでいることを想像しにくいと思います。
一言で言うと「ウソくさい」感じがいたします。
他にも突っ込みどころは満載ですが、キリが無いので。
木馬スペック重視の写真
海外有名メーカー製の木馬を紹介するために撮影して加工した写真です。
説明不要とは思いますが、ひと言で言うと、スペック重視です。機能の説明が中心ですね。
いずれにしても、訴求力が無いですねえ。自己満足チックです。
両方に言えることですが、自分が伝えたいことを伝えようとしてるんですよ。
が、見た人がどんな風に感じるだろうな、という視点が抜けているなと思います。
でもね、こういう事って後になって分かったことで、この時点では見えてないんですよ。
おかげで?あんまり売れませんでした・・・

変わるきっかけはベルメゾン

詳しいことはちょっと思い出せないんですが、たしか通販雑誌のベルメゾンの商品紹介の写真を見たのがキッカケだったと思います。
ベルメゾンのカタログを見てて、雰囲気たっぷりな写真を見て、その商品が欲しくてたまらなくなりました。
でもその商品のことを前から欲しかったわけでは全然ありません。
そして自分にとって無ければ困るというモノでも無かったです。
でもどうしても欲しくなりました。気づかされた言ったほうが正しいかもしれません。
こんな写真のように自分もしてみたい。この写真のような体験をしたい。そんな感じです。
そこから商品写真の撮影の考え方が変わりました。
こちらが伝えたいことを商品写真で伝えるのではなく、その商品写真を見た人が、自分の子供や孫が遊んでいることを想像しやすい、子供や孫がこんな風に遊んで喜んで欲しい。
そんなことを思ってもらうことを心掛けました。
↓そしてそんな思いをこめて撮影した写真がこちら。
ピアノ情緒的
木馬後
木馬は商品の種類が違うので、一概には言えないかもしれませんが、それでも伝わるものが全然違うと思うんです。
プロカメラマンから見れば、いろいろダメダメなところもあるのかもしれないけれど、それでも相当な変化がありました。
商品の売れ行きですが、恐ろしいことに改善前と改善後は販売数が10倍!ほどになったと記憶しています。
他には特にアクションしてませんので、商品写真が変わったことが原因に違いありません。
ボクが学んでいるエクスペリエンスマーケティングの幹となる原則の中で、

「商品」を売るのではなく「体験」を売る。

という考え方があります。
当時は何も分からずにやっていたけど、今にして思えばこの「体験」を売っていたんだなと思います。
ほんとうに写真というのは、上手いとかヘタだとか以前に、取り組む姿勢とか思いであるとかがとても大切だなと思うんですよ。
ボク自身もまだまだ勉強中です。

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